長崎新聞
長崎新聞に取り上げて頂きました
オンライン服薬指導や在宅に力
「地域に尽くす、人に尽くす」をモットーとし、創業11年目を迎えました。もっと市民や県民に寄り添い、オンライン服薬指導や在宅医療など未来型の事業にも力を注ぎたいと思っています。
これまでの10年は挑戦の連続でした。長崎市籠町に調剤薬局を立ち上げた頃は、患者さんが少なく、一人一人としっかり向き合うことから始めました。思い切って岩屋町に移転し、道ノ尾、佐世保、大村に相次いで開局したのは、住民の健康をサポートする活動で、まちづくりに関わりたいとの思いからです。感染者専用の待合室などを設けた新しい店舗、やる気あふれる若いスタッフ、そして雰囲気がいいのも私たちの強みです。
新型コロナウイルス禍では、県のPCR検査をしたり、患者の自宅や宿泊先に薬を届けたりしたことで、「地域に貢献する」という覚悟が固まりました。
薬剤師の姿は見えにくいため、地域と医療の「つなぎ役」として積極的に表に立ち、学校薬剤師となったり、薬物乱用防止教室の講師を引き受けたり、県薬剤師会理事としてテレビに出演したり、街頭キャンペーンに立ったりしています。このほか、日本薬剤師会法制委員として薬機法や健康保険法などの仕組みを学んでいます。昨年、予備自衛官(予備三等陸佐)になり、災害医療にも関わっていきたいと考えています。
今年の目標は、医療や介護資源と連携し、情報発信機能を持った「地域連携薬局」や「健康サポート薬局」の認定を受けることです。将来的にはさらに店を増やして、県内の人口減少を食い止め、地域を元気にしていきたいです。